私は正社員として働いた経験は一切ありません。
(アルバイトの経験は少しだけあります。)
これまでやった事業に関しても、
それをどこかで学んだり、その業界で働いた経験もありません。
どれもネットで情報収集した程度で可能でした。
以上から、起業に関しては経験など不要、と言っています。
② 資金
借金したり、他人から投資してもらった経験は一切ありません。
起業を初めて10年ですが、その間1回大きな業種変えをしました。
その2回とも、手持ち資金の20万円程度で可能でした。
(ただし事業が軌道に乗るまではしばらくかかるので、生活費は別に必要です。)
以上から、起業に関しては資金は不要、と言っています。
③ 景気
私が起業したときは、氷河期真っ只中、デフレがもっとも進んだ時期で、不景気でした。
さらにそこから10年、多少の上向きがあっただけで、基本的にはずっと不景気です。
ですがまったく問題なく起業して食えています。
むしろ不景気・デフレだったことで、質の良いサービスやインフラが格安で使えたり、
取り引き先も、新規参入でも問題なく取り引きしてくれました。
以上から、不景気はむしろ起業には有利、と言っています。
④ 運
特別な人脈や、特別な情報、思わぬ利益などを得たことは特にありません。
誰でも得られる情報だけで、計画通りの利益を上げてきました。
以上から、起業には運は不要、と言っています。
⑤ 人脈
起業前から特別な人脈を持っていたり、
起業後に特別な人脈を得たり、築いたことはありません。
そもそも起業関係では、懇意にしている人物も特にいません。
以上から、起業には人脈は不要、と言っています。
⑥ 才能
人にはない優れた才能や能力を持っていたりはしません。
細かい作業が苦にならず、物事の分析は得意、
自分を客観的に見られる、という傾向程度のものがあるだけです。
以上から、起業には才能は不要、と言っています。
⑦ 知識
誰かから教えられたり、学校で学んだこともありません、
起業に関することはすべて独学です。
必要なことはその都度調べますが、
事業の内容自体にも幅広い知識があるわけではありませんし、
会社法や税制などにも詳しくありません。
確定申告ができる程度です。
以上から、起業には深い知識は不要、と言っています。
⑧ 技術
自分の事業には、他社にはない高度な技術や魅力は自分の事業には特にありません。
他社がしているのと同じ、月並みなことをしているだけです。
ですがまったく問題なく起業して食えています。
以上から、起業には高度な技術は不要、と言っています。
⑨ コミュニケーション能力
自分はコミュニケーションは苦手な方ですが、起業においては特に問題はありません。
高いコミュニケーション能力が必要だった場面も、
高いコミュニケーション能力によって利益がプラスになるような局面も特にありませんでした。
以上から、起業にはコミュニケーション能力は不要、と言っています。
⑩ やる気
楽してそれなりに稼げれば十分だと思っています。
事業を大きくしてやろう、一番になってやろう、人から賞賛されたい、社会貢献したい、
などというやる気は毛頭ありません。
事業は嫌でもないですが、楽しくもありません。
以上から、起業にはやる気や志は不要、と言っています。
⑪ 事業の失敗
新しい法律によって、事業の継続が難しくなり、一度大きな業種替えを経験しました。
事業の失敗に当たりますが、そこまでの利益はそのままに、ただ終了しただけです。
またすぐに別の業種の事業を始め、問題なく推移しています。
世間で言われているような、起業に失敗したらやり直しが効かないなどということはありませんでした。
以上から、借金さえしなければ、事業を辞めても特にリスクはなく、
何度でもやり直すことはできる、と言っています。
以上から、起業の必要なものというのは
世間で言われている常識とまったく違い、実際にはほとんどありませんでした。
起業において一番必要だと感じたのは、時間ですね。
起業するに当たっては、思い立ったその日から始められるので時間はいりませんが、
食っていくのに十分な金額を稼ぐまでに軌道に乗るには、どうしてもある程度時間がいります。
逆に言えば、起業は時間さえかければ食えるようになるということです。
http://blogs.yahoo.co.jp/cotahana12より